要約
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・水分の取り過ぎ(アルコールは控えめに)
・泌尿器系(膀胱や前立腺)を要チェック
・いびき・無呼吸が大きく関与!
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ゆっくり眠りたいのに・・・寒くなると夜トイレで起きてしまってぐっすり眠れない!なんて感じていませんか?眠いのに深夜にトイレに行きたくなって・・でもあったかいお布団から出るのが面倒。ガマンガマンして・・どうしようもなくなってお漏らし寸前、意を決してトイレへダッシュ!膀胱にも心臓にもよくないです。では、どんな方が夜間頻尿となるのでしょうか?大きな原因は、水分の取り過ぎ、泌尿器系の病気、いびき・無呼吸の3つと言われています。
夜間頻尿の大きな原因
・第1に夕方〜夜の水分の取りすぎです。よく言われているのはお酒の飲み過ぎが多いケースですね。飲水により水やアルコールは胃を通り、小腸・大腸に進み水分吸収が行われます。水分は静脈系に吸収され循環血液となり、心臓に一旦戻り全身に拍出されます。その血液は尿の生産工場である腎臓を還流することで尿が生成され、尿管を通り膀胱から尿道を経て排尿となります。このような自然なメカニズムより飲水量の増加は尿の増加の原因となるわけです。
・第2に泌尿器系の病気の存在です。膀胱は尿を一定量貯蓄される水筒のような物です。この尿一時貯蔵施設が何らかの原因で小さくなってしまったら・・・・どうなると思いますか?すぐに満タンになってしまって、おしっこが溢れてしまいます。膀胱炎や過活動膀胱、ハンナ式膀胱等の膀胱をお持ちの方は夜間だけでなく一日中頻尿となります。ちなみに腎臓は腎血流が保たれていれば、一定の時間で一定の尿量が機械的に作られています。(細かいことを言うと、腎臓内部にある糸球体で血液から尿が濾過され、その後に通う尿細管というこれも腎臓内部の場所で尿の再吸収が行われ大部分が血液に戻っていくので、ここでの吸収障害等があると尿量が一定にはならないこともありますが・・マニアックすぎますので、必殺流し読みでよろしくお願いします。)
また、よく中高年の男性に生じる前立腺肥大・・これは前立腺の場所の理解が必要となります。ちょっと長くなりますが、読み進める元気ありますか?(もう無理〜と言う方は、必殺飛ばし読みされてください。)前立腺は膀胱から尿道が出ている直下の尿道周囲に存在します。前立線が肥大すると、当然中心にある尿道が圧迫されて細くなってしまいます。すると排尿(おしっこをする)したいのですが、ちょろちょろしか尿が出せないので十分な尿量が出せずに膀胱内に尿が一定量残ってしまいます。(尿が出るメカニズムは膀胱の出口の尿道括約筋が弛緩して、膀胱が腹圧や膀胱自体の収縮により絞り出されることにより排尿が行われます。←また、マニアック・・読み流し読み流し・・)残尿があり、腎臓からは一定量の尿が供給されますので、膀胱容量をすぐにいっぱいになりすぐ尿意を感じる結果となるわけです。(ちなみに尿意は膀胱がパンパンに張って引っ張られることで、膀胱表面に分布している神経が脳に信号を送って完成します。これもマニアックなので飛ばし読みで願いします。)泌尿器系の病気は夜間だけでなく昼間も頻尿に悩まされてしまう病気です。

・第3にいびき・無呼吸に伴う閉塞性睡眠時無呼吸症候群の方々です。やっと、このブログのメインテーマになりましたね。人間は呼吸しようと胸腔内が陰圧になり(横隔膜が四肢の方向に引っ張られ、肋骨と肋骨の間が広がって)、空気が口〜咽頭〜喉頭〜気管〜肺胞と流入してきます。閉塞性睡眠時無呼吸症候群の人は舌根沈下により上気道が閉塞してしまう病気のため、空気が気管や肺に入ってきません。胸腔内が陰圧なので空気意外の何かが流入してこないと生体は困ってしまします。空気の代わりに流入してくるものって・・・なんだと思いますか?それは血液です。臓器を駆け巡っていた血液(静脈血)が胸腔内の陰圧に伴い、わ〜って胸腔内にある心臓に流入してきます。正確には右心房という場所に急速に流入されますので、右心房がパンパンになり心房壁が引き伸ばされます。するとその反応により人間の体は、体を回っている血液量(循環血液量)が増加したと判断して、おしっこ出そうぜホルモン(利尿ホルモン)を分泌するわけです。ホルモンは腎臓に作用して尿量産生が上昇(しかも無呼吸である夜間のみ)することで、夜間のおしっこ産生量増加により頻尿となるわけです。
人間の体は無限のメカニズムで制御されています。色々大変ですね〜

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